犬山城って夜も観光できるの?と気になっている方、多いんじゃないでしょうか。
私も最初は「真っ暗だったらどうしよう」と不安でしたが、実際に行ってみたら、想像以上に幻想的で感動しました。
このページでは、犬山城の夜観光の楽しみ方や注意点、アクセス方法までわかりやすくご紹介します。
「行ってみたいけど迷ってる…」という方こそ、ぜひ読んでみてください。
- 犬山城の夜観光はできる? 入場可能時間とライトアップの詳細がわかります
- 夜景が絶景? 撮影好きにおすすめのビュースポットをご紹介
- 犬山城下町で夜ごはんは食べられる? 営業中の人気グルメを紹介
- 夜観光のアクセス方法は? 名古屋からの行き方や終電も解説します
犬山城の夜観光はできる?ライトアップや入場可能時間を解説

犬山城は日中だけでなく、夜も楽しめる観光スポットとして注目されています。ここではライトアップや入場時間など、気になる情報をまとめて解説します。
- 犬山城は夜に観光はできる?
- どんな雰囲気?ライトアップの特徴と楽しみ方
- 夜間に入れる?
- 夜景が絶景?おすすめビュースポットと撮影ポイント
- 犬山城下町のご飯スポット|夜でも楽しめるおすすめグルメを紹介
- 船からも楽しめる?遊覧船の運行情報と注意点
犬山城は夜に観光はできる?
犬山城は日没後も外観のライトアップを楽しめますが、天守の夜間入場はできません。
公式営業時間は9:00〜17:00(最終入場16:30)で、城内への夜間入館は不可ですが、城下町や木曽川沿いからは22時ごろまで幻想的な城の姿を眺めることができます。
ライトアップは日没から22時までが一般的で、季節により変動することもありますが、名古屋コンシェルジュや観光協会のモデルコースでは“日没〜22時”として案内されています。
写真愛好家やカップルに人気の撮影スポットは、城から少し下った木曽川河畔や犬山橋付近。水面に映る犬山城のリフレクションは映像としても美しく、「幻想的」「神秘的」と高評価です。
ただし、天守そのものは閉門後の登閣は不可。そのため、夜の観光を計画する際は、「城の外観鑑賞」が主目的となります。
夜間の混雑状況は比較的穏やかで、実際に訪れた方からは「昼より静かで落ち着いている」との声が多く、安心して散策できる点も魅力です。
どんな雰囲気?ライトアップの特徴と楽しみ方

犬山城のライトアップは日没から22時まで、春夏秋冬それぞれ異なる表情で訪れる人を魅了します。
木曽川沿いに浮かび上がる国宝天守は、夜の静寂と相まって「幽玄」「厳か」と評され、昼間と全く違うロマンチックな景観を演出します。
春には城背後の遊歩道で竹あかりや花見ライトアップが行われ、水面へ映る光がまるで水墨画のような幻想性を醸し出します(2025年3月1日~4月9日、17:00~21:00実施)。

また、犬山城下町では季節の提灯飾りやイルミネーションが並び、365個の提灯に照らされた車山(やま)が練り歩く犬山祭の夜景は、まるで「錦絵を歩くよう」だという地元の声もあります。
写真映えするスポットとしては、木曽川河畔や犬山橋付近が特に人気。水面に映る城の逆さ姿を狙うカメラマンが多く、「水に溶け込むようなシルエットが神秘的」といったインスタグラム投稿も目立ちます。
さらに、夏季には川を行く鵜飼舟との共演も楽しめ、鵜飼船の篝火とライトアップ光が織りなす光景は「情緒豊かな日本の夏」を体現。
これらの要素が重なり、昼間以上に“非日常”感を味わえる夜観光スポットとして定評があります。
夜間に入れる?
犬山城は夜間の入場(天守への登閣)はできません。
公式によると、城の開館時間は午前9時~午後5時(最終入場16:30)です。夜間は天守を含む建物内部へは立ち入れませんが、城の外観を照らすライトアップを城下町や木曽川沿いから鑑賞することは可能です。
夜景が絶景?おすすめビュースポットと撮影ポイント
犬山城の夜景を楽しむなら、やはり木曽川沿いに架かる「犬山橋」ややや西に位置する「ライン大橋」が鉄板です。
ここからはライトアップされた国宝天守と、その水面に映る“逆さ城”を一緒に捉えることができ、特に長時間露光を使った撮影では幻想的な光景が狙えます。
PIXTAなどの素材サイトでも「犬山城 木曽川 夜景 ライン大橋」が多数ラインアップされており、写真愛好家からの人気が高いことがうかがえます。
さらに、対岸の「犬山成田山大聖寺」境内からも市街地の夜景とともに城のライトアップを同時に楽しめます。
駐車場から徒歩1分とアクセスも良く、訪れる人々の多くが「城と町並みの共演が美しい」と評しています。また、城下町内の石畳や鳥居、提灯がライトに照らされる夜景も魅力。
フォトログブログでは「夜の城下町も幻想的で、灯篭や五平餅店の並ぶ通りはオレンジ色に染まって情緒豊か」と評価されています。
撮影を成功させるコツとしては、三脚とリモートシャッターを使用し、ISO100〜200で絞りF8程度、5〜15秒程度の長秒露光を狙うと水面の滑らかさやリフレクションが際立ちます。
また、夕暮れ〜ブルーアワー(18:30〜19:00頃)が最も雰囲気が良く、空と城のライトが融合した美を一枚に収めるのに絶好のタイミングです。
犬山城下町のご飯スポット|夜でも楽しめるおすすめグルメを紹介
犬山城下町では夜でも多彩なグルメが楽しめます。

まず、昭和レトロな雰囲気の「下町人情屋台 夢ノート」は17時~23時営業で、旬の海鮮や日本酒を落ち着いた空間で提供。観光の締めくくりに最適な居酒屋です。

同じく夜カフェとして人気の「火鉢cafe 桃と黒」は19時~23時に営業、古民家をリノベーションした空間で珈琲やジェラートと軽食が楽しめます。

さらに徒歩圏内の「ねこてい」は17時~24時開店、熊本直送の馬刺しや名古屋名物と創作料理が豊富で、居心地の良さと味の質に定評があります。
また、食べ歩き派には、城下町に点在する「恋小町だんご」や「本町茶寮」の和スイーツがおすすめ。これらは17時頃まで営業していますが、雰囲気を味わえるライトアップ期間中は特に人気が高まります。
船からも楽しめる?遊覧船の運行情報と注意点

木曽川を舞台にした夜の遊覧船「夜鵜飼お手軽観覧プラン」は、6月1日~10月15日の期間中、日没後にライトアップされた犬山城を船上から楽しめる人気コースです。
特に夏期(6~8月)は19時集合、19:30出航で約1時間15分間のクルーズが定番。かがり火を焚いた鵜舟との共演は、まさに「光と影の歴史絵巻」として訪れる人々を魅了します。
食事付きプラン(船上食事付プラン)は約2時間30分のスケジュールで、屋形船内で地元食材を使った鮎料理をはじめとする弁当を楽しみながら犬山城のライトアップ観賞が可能です。
こちらも6月から10月まで事前予約が必須で、3日前までの申し込みが推奨されています。
また、乗船前に救命胴衣を装着する義務があり、雨天でも運航は継続されますが、台風など極端な悪天候時は例外です。
なお、料金は「お手軽観覧プラン」が大人3,500円、小人1,750円(8/1~10は大人4,500円、小人2,250円に変更)で、食事付プランは大人6,000円程度(プラス食事代)です。
犬山城の夜観光はデートにも最適?体験談とアクセス・駐車場情報
ライトアップや城下町の情緒は、カップルの夜デートにもぴったり。アクセスや駐車場情報も合わせてチェックしておきましょう。
- デートにぴったり?ロマンチックな過ごし方を提案
- 夜観光に実際に行ってみた感想
- よくある質問まとめ|ライトアップ時間・トイレ・治安は?
- アクセス方法と駐車場|名古屋からの行き方も紹介
デートにぴったり?ロマンチックな過ごし方を提案
犬山城の夜観光は、ロマンチックなデートプランとして非常に人気があります。
夜のライトアップされた天守を背景にした散策はもちろん、城下町や川沿いを二人で歩くことで大切な時間を共有できます。
夜景INFOでも「犬山城のライトアップが観賞でき、地元では有名な夜景デートスポット」と高評価を受けています。
まずおすすめは、日没後のライトアップされた犬山城へ。木曽川に架かる犬山橋から見る逆さ城は幻想的で、その光景が特に「インスタ映えする」とデート世代にも好評です。
対岸の犬山成田山大聖寺からは城と市街地を両方見渡せ、ゆったりとした夜景デートを楽しめます。
その後、城下町の本町通りへ移動し、江戸時代からの石畳とレトロな街灯に照らされた散策路を一緒に歩くのがおすすめ。
夜間通りには和にこだわった提灯やイルミネーションが灯り、言葉を交わすだけで、“非日常”な空間を楽しめます。
さらに、少し足を伸ばせば木曽川鵜飼舟の夜間運行(6~10月)があり、篝火とライトアップの共演を船上から体験できる贅沢プランも。
カップル席で川風を感じながら、水面に映る城の光を見つめるひとときは、忘れられない思い出になります。
夜観光に実際に行ってみた感想
夜の犬山城に実際に行ってみたんですが、想像以上に静かでびっくりしました。昼間の観光地のにぎわいに比べて、人がぐっと減っていて、川沿いを二人でゆっくり歩けたのは本当に気持ちよかったです。
私も最初は「本当にライトアップ見えるのかな…?」と不安だったんですが、犬山駅から徒歩15分ほど歩いたら、木曽川沿いにぽっかり浮かぶ天守が見えてきて、それがめちゃくちゃきれいで。橋の上から見る“逆さ城”も幻想的で、「来てよかったな」と心から思えました。
「夜間に入れないならつまらないのでは?」と思っていたんですが、城内には入れなくても、外観だけでも十分すぎるほど魅力があるんですね。特にカップルが多かったのも納得。
安心感もあるんです。夜景INFOなどでも「治安◎」「人が少ないから静か」と評価されています。
また、6~10月なら鵜飼舟との共演が体験できて、私は鵜飼舟には間に合わなかったものの、次回は絶対予約しようと決めました。
よくある質問まとめ|ライトアップ時間・トイレ・治安は?
- ライトアップは何時まで見られる?
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日没後から22時までが基本です。公式情報によると、季節を問わず日没〜22時にライトアップが実施されます。桜や紅葉の時季でも特別延長はなく、安定した時間のライトアップが安心して楽しめます。
- トイレは夜も使える?
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城下町エリアには夜間も開放される公衆トイレがあり、安心です。犬山日和など中心通り近くのどんでん館前にもあり、ライトアップ散策中に利用可能との観光客の声もあります。
- 夜の治安は大丈夫?
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犬山市や地元観光協会の公式でも、夜間も観光地として整備され、安全とされています。実際、「夜間でも安心して歩ける」「人通りほどよい」との口コミ多数。警察統計でも特段の治安悪化は報告されていません。
- 混雑具合は?
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日中に比べて圧倒的に人が少なく、夜は静かな時間帯が楽しめます。「昼よりゆったり見られて撮影も余裕」との口コミもあり、リラックス散策におすすめです。
アクセス方法と駐車場|名古屋からの行き方も紹介
名古屋から犬山城へのアクセスは、電車でも車でもスムーズで観光初心者にも安心です。
まず電車なら、名鉄名古屋駅から犬山線急行・準急を利用し、約25分で「犬山駅」に到着。駅から城までは徒歩約15分で、途中の城下町を散策しながら向かうのも楽しいコースです。
【終電情報(名古屋方面)】
名鉄犬山駅から名古屋方面の終電は、平日・土日ともに23:41発の「名鉄岐阜行き」(名古屋駅着 0:09)が最終便です(2025年6月時点、名鉄公式)。
夜観光後もゆったり帰宅できる時間帯で、余裕を持って散策が楽しめます。
車の場合、市営駐車場(第1~第3)を利用するのが便利です。第1駐車場は140台収容、料金は普通車300円/1時間、最大1,800円(24時間まで)で入庫時間は平日8:30〜21:00、土日祝は8:00〜21:00です。
第2は123台でほぼ同条件、第3は150台収容で1時間200円、最大料金設定もあり、徒歩10分ほどです。
混雑期には市営以外のコインパーキングや予約制駐車場(軒先パーキング等)の利用もおすすめ。実際、名鉄協商や三井リパークなど城近くに24時間営業の駐車場が複数あり、料金は概ね1時間200〜300円、最大1,000円前後です。
公式サイトではリアルタイムの空き状況も確認できるため、駐車場探しのストレスを大幅に軽減できます。
まとめ 犬山城の夜観光
ここまでの内容を簡単にまとめると、犬山城の夜観光は「静かにゆったり楽しめる穴場スポット」だなと実感しました。
昼間のにぎわいとはまた違う、光と影が織りなす幻想的な雰囲気に包まれて、心がすっとほどける感じがするんです。
ライトアップも想像以上に美しくて、個人的には橋の上から眺めた“逆さ犬山城”が忘れられません。
これから行く方のために、ポイントを絞ると以下の通りです。
- 天守への夜間入場はできないけど、外観のライトアップは22時まで楽しめる
- ビュースポットは木曽川沿いや犬山橋、対岸の成田山境内もおすすめ
- 城下町には夜営業の居酒屋やカフェがあり、デートやひとり旅にもぴったり
- 夏季(6〜10月)限定で鵜飼舟からのライトアップ鑑賞ができるプランもある
- 名古屋からは電車で約25分、終電は23:41発と帰りの心配も少ない
夜のお城ってちょっとハードル高そうに思うかもしれませんが、犬山城は意外と行きやすくて、治安面でも安心できる場所でした。
「混雑は苦手だけど、歴史や景色をじっくり味わいたい」なんて人には、本当におすすめの夜の過ごし方です。
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